海外に来れば皆ベンチャー企業!
あまり言いたくないですが、仕事に勉強にイソガシイデス。
さて、上海に来てから、仕事やプライベートを通して、日系現地法人の内情を知る機会が結構多い。そして、最近よく思うのが、日本でどんなに大きな企業でも、海外に来れば皆ベンチャー企業なんだなーと。
もちろん本社が大きければ、資本的なバックアップは中小企業とは比較にならないけれど、海外でビジネスを立ち上げることに関しては、大企業も中小企業もさほど変わらない気がする。
例えば、日本では有名な大企業でも、中国での売り方が未だに全く分からなくてうちに相談に来るし、逆に資本がない無名中小企業では削るとこ削って、攻めると攻めて、しっかり現地で利益出してたりする。
(業種業態が様々だから一概には言えないけど)海外でビジネスをするうえで必要なのは、「海外では自分達はベンチャー企業!」という認識じゃないかな。限りあるリソースを使って、どうやって0から1、1から100にしていくかという姿勢。日本の延長(100から101)を考えてたら絶対うまく行かないと思う。
大企業によくある、経営状態が悪いにもかかわらず、駐在員が日本と同等以上の給与をもらい、超高級住宅に当たり前のように住んでしまう感覚は、まさに日本の延長で考えてしまっている典型だと思う。
ということで、大企業はもうちょっとがんばれるんじゃね?と思う一方で、海外でビジネスするならまだまだチャンスがありそうだなーとも思う今日この頃。