政治討論番組
こないだ夜中にたまたまCCTVをつけたら政治討論番組がやっていた。テーマは「中国の東南アジアにおける外交戦略」について。主に日本の外交戦略と比較して中国の戦略をファシリテータ2人と経済評論家4人が討論していた。
驚いたのが、日本の戦略を高く評価していたこと。そして、長期的には中国の方が東南アジアにおける存在感は上回る(と信じている)けれど、現状はまだまだ日本の方が上という認識で、日本に学ぶべきという意見が多かった。
例えば「支援」という点においては、日本はお金を融通し、地元の人を巻き込み、技術などのソフトの伝授も含めて支援することから、その国の人の好感を得やすい。一方で、中国はお金だけでなく人も送ってしまい、モノだけ作って帰ってしまうから、なかなかその国の好感を得られないなど。
ニュースだけを見ていると日中互いに相手に対して偏った情報が多いけど、協力する目的でも、競争する目的でも、相手のことをバイアスなく正確に理解することが大切だと、改めて思った。