北京就学日誌(仮)

旧上海就学日誌。2014年8月にUSCPA取得。2015年初めに上海から北京に異動。会計事務所で働いています。

日中首脳会談とか

この週末は中国語の勉強に会社のEthicsのE-learning。さすがにでかい会社だけあってこのあたりの教育はしっかりしている・・・というか会社としてのリスクマネジメントなんだろうけど。USCPAのEthicsとほとんど内容は変わらず、コースが多いので時間がかかってしまうのが辛い。

 

こないだAPECのときに久々の日中首脳会談が実現し、こっちでどのように報道されるかをちょっと気にしてみた。日本では速報が出たけど、こっちではしばらく報道されず、似たようなタイミングに開催されたロシアや韓国との首脳会談の話だけが報道された。翌日ぐらいから報道されるようになり、具体的な映像よりも、解説者みたいな人が安全保障上の必要性を主に訴えていた。つまり、日本は嫌いだけど、安全保障上の観点から見るとうまく関係を構築しておいた方が賢いという感じ。まあ、あからさまに関係改善とは言えないのでしょう。その前後で、閣僚レベルの交流も少し活発化してきてるみたいなので、今後の関係改善に期待したい。両国にとって、もはや切っても切れない関係なのだから。

 

ちなみにAPECが終わって、北京の空気は急速に悪化しました・・・ってか、元にもどりました泣。

華北出張

華北出張から帰ってきました!

 

北京は3年ぶり。APECのため、周辺の工場が操業停止になり、市内の自動車の数も制限した影響か、空気が恐ろしくキレイで驚いた。北京在住の人も「こんな日はほとんどないので太陽の光がまぶしい」と言っていた汗。今月10日ぐらいから暖気(市内のセントラルヒーティング)が始まるらしいので、また空気が悪い時期が続くのかな泣。

 

天津は初めて。観光する時間がなかったのでよくわからなかったけど、予想以上田舎くさかったかな。次に行く大連よりも、田舎の中国な感じがした。ただ、多くのレポートでは、これからの経済成長が注目されている地域の一つ。製造業が多く、特に内地向けに製造しているところが多いらしい。

 

大連も初めて。こっちは日本の影響を受けていることもあり、日本料理やコンビニなどいろいろあった。街もキレイに整備されている印象。ただ、海と山に囲まれているせいか、風がかなり強かった。天津と違い、こっちは同じ製造業でも日本に輸出する企業が多いらしい。なので、最近はあまり景気が良くないのだとか。東北の人は親切と聞いていたけど、タクシーの運転手さんが上海に比べてかなり親切だった。

 

印象をババッと書いてみました。今度はゆっくり行きたいな。

引っ越しました!

上海に来てからちょうど1年が経った。誕生日の時に少し振り返ったけど、発見や学びが多かったと思う反面、もっと色々できたんじゃないかとも思う。やっぱり言語に自信がないとなかなか踏み出せない、という言い訳。これからの1年はそのような反省が出ないようにしたい。

 

ちょうど1年ということで、アパートの契約期間が満了。こっちは契約更新のタイミング以外で解約すると違約金が発生する。一般的には保証金(家賃の1ヶ月分)の没収。年明けから北京に行くという予定もあるので、契約は更新せず、サービスアパートメントに2ヶ月間住むことになった。1年ぶりに引っ越しをしたけど、予想以上に物が多くなっていて、かなり大変だった。常に身軽でいようと気を付けていたんだけど。

 

そして明日からは華北(北京、天津、大連)に出張。休む暇なく動いている感じがするので、体調に気をつけねば!

跳槽了!

以前のエントリーで書いた「大きな意思決定」、実はこっちで転職をしました。この1年は日系最大手の会計事務所で働いてきたけど、今度は世間で言うBIG4のひとつ。

 

これまでのプロジェクトのことや日本への帰国へのタイミングなどかなり悩ましいことが多かったけど、先が見えないほうはどちらかと考えたときに、新しい選択肢を選ぼうと思った。せっかくこっちに来ているので、先がある程度見えてしまうのは面白くないし、意味がない。

 

というわけで、2週間前に入社。業務内容は内部統制監査とか業務改善コンサルがメイン。会社はグローバル企業と中国企業を足して2で割った感じ。日系と違いが色々あって面白い。例えば時間通りに誰も出勤しないとか。

 

予定では来年初めから北京に移動になる。空気がめっちゃ悪いのは気になるけど、上海と違った環境で仕事ができるのは面白そう。ただし、部門に日本人は1人らしく、あと2ヶ月ちょっとで今の仕事を理解して、自分で回せるようにならなければならない。

 

ちなみに、転職は中国語では「跳槽」というのだとか。転職の簡体字である「转职」とは言わないらしい。なんとなーく、転職が一般的な中国らしい字な気がする。

 

というわけで、新しい環境でも変わらずがんばります!!

上海マスターズ2014

英国留学時のウィンブルドンに引き続き、上海マスターズも行ってきました。しかも7日と11日の二日間。7日は2回戦で、11日は準決勝だったので、雰囲気も違う感じで両方とも楽しめた。

 

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7日のチケットとパンフレット。センターコート以外に入場できるチケットは60元(1,000円ちょい)とリーズナブル。ちなみにセンターコートのチケットは座席と日にちによりけりで160~4,500元(2,700~76,000円)。

 

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USオープン準優勝、マレーシアオープン優勝、楽天オープン優勝と絶好調の錦織圭の練習風景。上海オープンは疲れが溜まっていたのか、残念ながら初戦敗退。本当に残念!

 

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マイケル・チャンコーチの練習前の縄跳び。ぱっと見、そこらへんにいそうなおっさん(笑)だけど、ラケットを持つとさすがという感じ。

 

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準決勝(フェデラー対ジョコビッチ)の入場シーン。ウィンブルドンとは雰囲気が全く違い、音楽や光がすごくて、まるで歌手のコンサート。こんなうるさくて選手は集中できるのかな?

 

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手前がフェデラー、奥がジョコビッチ。この日はフェデラーが全盛期を彷彿とさせるショットをバシバシ打って、ジョコビッチを圧倒していた。結果、フェデラーのストレート勝ち。

 

ちなみに、ここ上海ではフェデラー人気がすごい。フェデラーがポイントを取ったときとジョコビッチが取ったときの差が激しすぎる。なんでもフェデラーは早くから(2000年台前半)からこの上海マスターズに参加していて、ファンサービスも丁寧で、根強い人気があるのだとか。一説によるとジョコビッチは北京では人気らしい。

 

以上が観戦記。機会があればぜひ行ってみてください!

日本に一時帰国!

国慶節(中国の建国記念日)を利用して昨日まで日本に一時帰国してました。台風18号が直撃したため成田便のほとんどが遅延し、上海の自宅に着いたのは午前1時。まあ、欠航にならず着いただけマシかな。

 

今回はUSCPAのテストも無かったので、できるだけ多くの人と会おうとしてかなりハードだった。社会人の友人や知り合いはそれほど変わっていなかったけど、大学時代の友人が結婚して、家買って、子供ができてと、話のほとんどが住宅ローンや家庭のこと。なんか異次元に入るみたいな感じがして、ある意味おもしろかった。まるで浦島太郎。でもみんな元気そうで良かった。

 

日本はやっぱり空気がキレイだー。ということで台風一過の東京の空を一枚。ちょっと逆光で暗くなってしまった。

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秋晴れ!

この数日は空気もキレイで、気持ち良い秋晴れでした!日本だと当たり前だけどこっちだと貴重なこと。でも、悲しいかな、人間は当たり前になってしまうとその価値を感じない。自分も東京にいるときは当たり前だと思っていた。そう考えると、こっちにいれば青空の価値を感じるから、悪くはないか・・・まあ、健康には確実に悪いけど。

 

写真は徐家汇天主堂。1910年にできた上海最大のカトリック教会だとか。

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